食べ過ぎが老化を早める
 
 食べ過ぎは肥満や生活習慣病を生む要因になることは皆さんご存知でしょう。

 そのほかにも、食べ過ぎは体の中に活性酸素を生じさせてしまうのです。

 活性酸素は、呼吸で取り入れた酸素の一部が活性化したもので、細胞膜の脂質を攻撃したりDNAを傷つけて癌の発症を促したりもします。こうした作用は老化現象を引き起こす有力な要因の一つとしてあげられています。

 食事で気をつけることとしては、カロリーは控えめにし、活性酸素の働きを弱める抗酸化食品として効果が高い緑黄色野菜や海藻類を努めて食べるようにしてください。

 また、古くなった油で揚げた揚げ物や、長い間保存したままの冷凍食品などは活性酸素の働きを促す過酸化物質を多く含むので気をつけましょう。

 体にとっていいのは、常に腹8分目を心がけ、どんな食品も新鮮なうちに食べるようにすることです。