「正座」健康法 |
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江戸時代には、腰痛の人はほとんどいなかったそうです。明治になり、西洋の風習が入ってきて正座をする機会が減ってきました。 そして、畳と椅子が中途半端に混在した生活様式が、腰に負担をかけて腰痛が急増してきたとも言われます。 正座は、背骨の自然な湾曲を保ち、臓器に負担をかけない無理のない座法で、姿勢の基本でもあります。 姿勢が悪いと内臓が圧迫され働きも悪くなります。 正座の基本は、まず足の裏を重ね合わせその上に尻を乗せる。 これは尻が高くなり背骨を自然な湾曲に保つ基本となります。 次に膝を少し(拳1〜2つ程度)開き、尻を後方に突き出すような感じで、腰を立て下腹を膝の上に乗せるイメージで座る。 胸の力を抜き、みぞおちが引っ込むようする。 正しい正座を身につけ、普段の姿勢を見つめ直すことも健康にとって大切なことなのです。 |